G空間EXPOの地理情報システム学会主催シンポジウムに参加しました

先日行われたG空間EXPOの地理情報システム学会主催のオンラインシンポジウムに参加しました。

 

「ポストコロナ社会とGIS」をテーマに、前半は、三菱総研の方の基調講演がありました。

「自律分散」と「協調」を軸に、デジタルとリアルの融合による制度改革や付加価値創出への取組みの重要性をお話ししていました。

後半では、産学官の学会員がそれぞれの立場から、コロナ禍における地理情報システム(GIS)の取組みや、ポストコロナにおけるGISの課題と期待について、発表していました。

 

各バネラーの発表を聞いて、コロナにより、さまざまな分野で「格差」が広がっていると感じました。一方、オンライン会議やリモートワーク、オンライン授業等、デジタル化は確実に進行するとともに、これまでの常識や当たり前が崩れ、まさに「ニューノーマル」が始まっていることも分かりました。

GISに着目しますと、これまでは事実・事象データ、過去と現在のデータの「見える化」主流でしたが、今後はこれらの事実・事象データに加え、日々動くデータをもとに「予測・推定」でのGISの活用が求められるとのことでした。

 

URA-CIMAでは、たまたまメンバーの中にGISやデータ活用を得意としている方が多く、またGIS学会の関係者もいることから、GIS学会とはイベント開催の協力をしたり、データ共有をさせてもらっています。

今後も、この産学官のGISの動きの中に、微力ながら「地域活動」として、地域の生の声のデータ化・GIS化に取組んでいきたいと思います。(縁あって、オンラインセミナーのウェビナー撮影スタジオ部屋にお邪魔することができました。)