日本地理学会「GISと社会研究グループ」にお邪魔しました

本日は、日本地理学会の「GIS(地理情報システム)と社会研究グループ」のZoom会議にお邪魔しました。

 

以前に、ある学生さんが、参加型GISを研究テーマにし、URA-CIMAの取組みを調査・取材していただきましたが、今回のこの研究グループにて、研究発表することとなったとお話しがあり、縁あって、コメンテーターとしてお邪魔することとなりました。

 

この研究グループは、GISと地理学や社会との関わりを新たな視点から捉え直し、特に、大学院生やPDなど若手研究者や関連分野の研究者に対して新たな発表の場を提供することで、新規性に富み、かつ地理学界内のみにとどまらない学際的な「GISと社会」に関する研究の拡大・発展を目指す研究会だそうです。

 

今回は、学生の研究発表をもとに、各委員さんから、さまざまな視点から貴重なご意見をいただきました。

・GISやデータの活用における行政と地域・市民の関わり方、それぞれの役割の再確認。

・行政がすべきこと、できること。地域だからできること。

・データリテラシー教育の重要性と、それをどのように若い世代に浸透させていくか。

・地域でのGISの利活用とは。「見える化・見せる化」「連携・共有」「地域課題」

 

「行政と地域のつなぎ役」「他市民団体とのコラボ」を進めていきたいURA-CIMAにとって、非常に有用なご意見やヒントをいただきました。
 

最後に、今回研究発表において、URA-CIMAの活動内容や成果、課題等を、とても上手に整理していただいた学生さんには、心から感謝申し上げます。