都知事杯オープンデータ・ハッカソン2023 プレイベントにオンライン参加しました。
「データ可視化など研究の最前線」というテーマで、東京大学大学院の渡邉教授と、駒澤大学文学部地理学科の瀬戸教授のお話しを拝聴しました。
渡邉教授からは、「広島アーカイブ」等の事例のもと、「多元的デジタルアーカイブ」「記憶のコミニティ」という観点で、3Dマップ等でのデータ可視化等について、お話しがありました。
「未来予測の分析」だけでなく、「過去・現在の記録の整理」という部分でのデータの利活用及びデータの可視化の重要性がわかりました。
【参考:広島アーカイブ】
https://hiroshima.mapping.jp/index_jp.html
瀬戸教授からは、「GIS(地理空間情報)は、意図や目的の伝達手段、メディアの1つである」ということを踏まえ、国内外のデータの可視化の事例の発表がありました。
マップは、2Dから3Dへ移りつつあり、現状のモニタリングや参加型将来計画等でのデジタルマップの活用が拡大していると感じました。
【参考:デジタルツイン東京都】
https://info.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/
質疑応答のパートでは、データ分析やデータの可視化のツールとして「ArcGIS Onlne」や「Re:Earth」の話題がありました。
【参考:Re:Earth】
https://geo-news.jp/archives/3414
シビックテック・ウラシマとしては、今後も「未来予測の分析」と「過去・現在の記録の整理」の両面で、浦安市データや資料をデジタルマップで可視化していきたいと思います。
また、千葉県も、東京都や静岡県等の先進自治体のように、3Dマップやデジタルツインに力を入れていってもらえるとうれしいところです。